正しい音程

ヴァイオリン演奏で「正しい音程で弾けるようになりたい」という悩みは、どう解決して良いかわからず今後の課題としている方も多いようです。

音程を外してしまう原因はいくつかあります。
その中で、指の形と緊張について少し紹介したいと思います。

正しい音程が身に付かないのは、レッスンの中で何が問題で、不足している練習は何なのでしょうか。

例えば、“緊張”は音程も狂わせてしまいます。右手が本番で震えていては、運弓が上手くいかず音程がずれ、左手も震えていては弦を正確に押さえることもできません。聴いている人には苦痛を与えてしまうことにもなりかねません。

本番になると体に力が入り思うような演奏ができない、という人の多くは、練習で不安が残っていることが根本にあります。自分が気になっている箇所が無意識のうちにも、体に影響を及ぼしていたりします。

練習をしっかりしたはずなのに、緊張するという人は練習の方法を見直してみるのも1つの方法です。気持ちにゆとりがあればきっと緊張は和らぎます。

また、緊張ではないけれど、なかなか正しい音程がとれない場合。

ここでも音階練習の重要性を再認識させられました。

正しい音程を保つことができないのは、やはり音階練習が不足しているようです。

それぞれの音の指の形やパターンが“確実”には身についていないのです。 熱心な音階練習で脱力も身につけることができれば、正確な音程が生まれてきます。

音程を良くしたいなら、時間がかかっても一音一音、音階練習していくのは外せない練習法のようです。

演奏の基礎となる音階練習は、音程を良くするためにも大事な練習でした。

みなさんが探している正しい音程で弾くためには、、、その答えが見つかると思います。 詳しい音階練習についても教材の中で紹介しているので、参考にされてください。